会社案内｜落雷避け・防止対策、避雷針の設置販売は株式会社落雷抑制システムズ

　15年前、60歳になる少し手前の頃、ゲリラ豪雨が頻発するようになり、夏場の平均気温の上昇などから、これからは雷対策が重要になると見込んで落雷対策一本で起業しました。最初の数年は苦しいスタートでしたが、徐々に認められ、ついに設置台数が4,000台に達しました。社会の安定を支えるのは、電子/電気機器であり、雷電流のような危険な電流を流すべきではなく、そこを改善することは広く社会に役立つハズと目論見でした。
　起業してみると楽しい毎日の連続でした。チラシ広告から製品開発まで、全て自分一人で決めて良いのです。大企業では、関係部門からのOKを取るための根回しから始まり、たった一枚のチラシのために会社中を駆け回りましたが、個人企業であればその必要もなく、製品開発も誰に相談する必要もないため、特許、登録商標などの知財も15年で120件を超えました。
　毎日楽しく14年間走ってきましたが、今後の継続性を考えて会社に家族を加え、徐々にバトンを渡していきますが、毎日が楽しく起業したことは大成功でした。弊社製品を導入し落雷事故減少したお客さまの喜びの声も生き甲斐の一つです。
　高齢者は社会のお荷物ではありません。それまでの蓄積を基に花を咲かせる資質を蓄えているのは経験を積んだおかげです。リタイアなどとケチな事を考えず、毎日の活動が社会の役に立っている実感。これこそが生き甲斐です。（2024.07.31）

松本 敏男（まつもと としお）
電気通信大学計算機学科卒。バローズ、キャノン、日本IBMを経てR＆M（スイス）日本支社長。その後（株）落雷抑制システムを起業
趣味：雑学（歴史、地理、経済、自然科学、宇宙まで薄っぺらであるが幅の広い雑学）
発明　特許などの知財120件